その他の症状
膝の痛み
膝の痛みは、ビジネスシューズだったり、女性ならヒール、クッション性がイマイチなパンプスも、そういった歩くことに適さない靴で仕事だったり歩き回ることで、下半身、足の筋肉の緊張が起きて、固くなり、筋肉のポテンシャルが下がります。それを慢性的に使っていると本来筋肉でカバーしなければいけない衝撃が関節に積み重なっていき、関節に痛みが出てきます。
また、体がズレていたりすると一方の膝に体重が乗りやすくなったりします。5対5の比重で歩いてもらいたいところを7対3、酷いと8対2になったり、誤った歩き方をして一方の関節に負担がかかって膝に痛みが出てきます。
膝の痛みの施術は、バランスを取りながら、筋肉をほぐして膝に負担がかからないような環境を作っていきます。
背中の痛み
長時間の同姿勢、パソコン、デスクワークなどで少し前かがみ、少し首が下を向く姿勢を維持することによって、首から肩、背中にかけて付いている筋肉の緊張が発生します。それによって中の筋肉、神経などが圧迫され、背中だったら背中の血行障害から痛みがでます。こういった原因のことが多いです。
したがって、背中の痛みの原因になるような円背(えんぱい:背中が丸まってしまうような状態)をしっかりと姿勢から戻していき、背中に負担のかからないラインを作ってから筋肉を緩める施術を行います。
顎関節症
誤った噛み癖だったり、自分でも気付いていないストレス、ストレスから来ることによる寝ている間の歯を食いしばりや歯ぎしり、姿勢の悪さが顎に負担をかけます。首のこり、噛み合わせの悪さ、そういった事が原因で、例えば右に負担がかかれば、右の関節が上手く使えなくなって、痛みが出てくるのが顎関節症です。
顔の筋肉だったり、首周りの筋肉、咀嚼筋(そしゃくきん)と言われる顎を動かす筋肉があるのですが、誤った使い方をしていると顔の歪み、顎に負担をかけることが起こってきます。
顔の歪んだ人、曲がった人などは、食いしばり癖、ストレスでどちらかの筋肉が緊張している、首の筋肉の緊張などが原因のことが多いです。
顔のバランスをしっかり取って、左右均等に顎が動くような状態にするのが顎関節症の治療になります。
筋肉をリラックスさせて片方の顎関節に負担をかけない状態を作ります。その結果、顔のバランスも取れます。
座骨神経痛
基本的にお尻から下に出てくるような痛みを総称して座骨神経痛と言います。
お尻を通って足にいく神経が座骨神経なんですが、腰の筋肉の緊張、お尻の筋肉の緊張、足の筋肉の緊張によってどこかで筋肉が固くなり神経の圧迫が起き、圧迫が起きている所から下に向かって出てくるような神経痛のことを座骨神経痛と言います。
こういった痛みが出てる方に対し、神経の圧迫を解放してあげる、そこから更に神経が綺麗なラインで通るように筋肉の緊張のバランスを取って、筋肉、神経に柔軟性を与えるということが座骨神経痛の治療になります。
骨盤から下の筋肉を緩めて、あとはバランスを取り圧迫から解放してあげるのが座骨神経痛の治療になります。
ストレートネック
スマホを眺め過ぎている、誤った枕で寝ている、また日頃から猫背の方、こういった慢性的な不良姿勢が原因で首の筋肉が徐々に変形していってしまうことがストレートネックの原因です。
ストレートネックがあると、首、肩がこりやすい、頭痛が出やすい、呼吸が浅くなるなどのことが増えてきます。
ストレートネックは、最近、女性に多いですね。それを肩周りの骨格から戻し、首にはストレートネックと反対の方向の力を加えます。本来、首の骨は前湾と言って前に少し曲がってないといけないのですが、それが失われ真っ直ぐな状態になっているのがストレートネックなので、そこに対し前湾力が働くような力の入れ方を施術の中でしていきます。また、ストレートネックに対する対策も指導させていただきます。
手足のしびれ
手を通る神経は、首、肩を通って腕から手にいき、足にいく神経は腰から出てお尻、足を通って足の指先にいきます。
筋肉の緊張と不良姿勢があると、どこかでその神経が圧迫され、その結果、手、足の指先にしびれが出ることが起こってきます。
もう一つ考えられるのが、筋肉が固くなり過ぎることによって、血流が悪くることです。例えば、正座した時にしびれるのは、血流が悪くなるからなんです。血流が来ないことにより、冷えだとかしびれ出てくることが起こっている状態です。その状態からしっかり筋肉をほぐし、姿勢を戻して圧迫を取り除いていきます。
しびれが出ている原因を突き止めて、その原因に対してアプローチをしていくが手足のしびれに対する治療になってきます。